セールにMark Player氏が来場するというのは聞いていたのだが、まさか購入するとは思わなかった。いよいよ賽馬會も日本馬導入に本腰を入れるのであろうか。これまでの日本産馬と価格も血統もブランドも違っているので、この馬の成績によって日本馬の評価が左右される面は大きいだろう。
ちなみに、キングカメハメハと同じくキングマンボ産駒の香港での成績は、この3シーズンで54戦4勝、そのうち3勝は全天候馬場の1200mで、猛1勝も全天候1650mのものとちょっと評価に困るもの。Pennine Walk産駒は走ってないので、替わりにラストタイクーンはというと488戦33勝でこちらは芝が31勝。しかも今年春の獎門人(Crown's Master/クラウンズマスター)の1着失格なんてのもあるのでキングマンボより芝向き傾向。ただ、勝率ではキングマンボとそう大差はない。
成約後に預託についてすったもんだしてるという話が現地から頂いたのですが、はてさて。
見習チャンピオンとなった王志偉(C W Wong/テリー・ウォン)と2位の徐君禮(K L Chui/マルコ・ツュイ)は夏休みを利用して日本に旅行する。一旦帰国した後、オーストラリアに渡り白徳民(D Beedman/ダレン・ビードマン)の下に短期で弟子入りしに行くとのこと。
一方3位の湯智傑(C K Tong/ジャッキー・トン)は海外旅行などはせず、厩舎で研鑽を積む予定。
それは勝とうよ、日本。オシムも真っ赤っかじゃないですか。