主に香港競馬の話題、たまに競馬じゃない香港の話題などなど。
タイトルについて:
 広東料理と満漢全席はあまり関連がないのは重々承知の輔です。
 「満貫全席」と検索された方、「満漢全席」で検索し直してくださいね。

<<注意>>(11年5月以前)繁体字の表記について。
表示できなかった繁体字については、パズル的に再現してます。
 例:nei:ニンベンに尓→イ尓 員→[口/貝] 韻→[音員]
 
image_champion_awards.jpg
   

2007年04月10日

伝染病は馬ヘルペスだった

 詳細はのちほど。と書いて1週間近く経ってしまった。やばいやばい。

 香港賽馬會によると、2/10から4/7までの間に132頭(在厩馬の約1割強)の熱発があったが、これらについては馬ヘルペスウィルスが原因によるものであったと発表された。4/9の沙田日賽に7頭出た出走回避馬のうち、5頭が熱発のによるものであったがこれらも含まれるという。この中には女皇銀禧紀念盃(Queen's Silver Jubilee Cup/クイーンズシルバージュビリーカップ T1400m 3yo+ 香Gr1)に出走を予定していた騏綵(Absolute Champion/アブソリュートチャンピオン)も含まれているようで、血液中に白い独特の物質が確認されたとのこと。

 遡れば2/19のエントリでお知らせした勝利飛駒(Joyful Winner/ジョイフルウィナー)らからウィルス性の伝染病の兆候が見られたという話が今回の騒動の起点。当初、賽馬會としては過去に開催休止にまで追い込まれたインフルエンザの流行を懸念したが、検査の結果インフルエンザではなく馬ヘルペスであった、ということらしい。
 香港に入厩する競走馬については馬ヘルペスの予防接種を受けているのであるが、この予防接種では重症を押さえるものであって、軽微な感染の予防やキャリアの根治そのものまでは賄えていない様子。ただ、それでも昨年のアメリカで発生したような深刻な症状は完全にシャットアウトできている。もちろん、馬ヘルペスで一番怖い馬産(流産や死産、母馬の体調悪化)を香港では行っていない、というのが大きな違いでもある。
 春を迎えての気候の変化や、シーズンも折り返し時期に来ており、馬たちもちょうど抵抗力が落ちていたところで、ヘルペスの症状が出たのではないか、と見られている。確かに、自分も疲労などで抵抗力が落ちると唇の周りにヘルペス出てくる。要はそれに熱発が伴った、ということなのだろう。馬のヘルペスは軽微なら2〜3日で熱は治まるらしい。勝利飛駒も勝ってるわけなので、後の影響はそう大きくないのだろう。

 しかし、4月に大きな興行を控え、更にオリンピックも来年に迫っている時期、賽馬會としても軽微なヘルペスとは言え、ナーバスに対応しなくてはならない時期。最初の発生から約2ヶ月じっくりと対策を打った上でのこの発表は、逆に見ればこれを以っての勝利宣言としても間違いはなさそうである。
posted by つちやまさみつ at 21:26| 香港 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港・マカオ競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック