主に香港競馬の話題、たまに競馬じゃない香港の話題などなど。
タイトルについて:
 広東料理と満漢全席はあまり関連がないのは重々承知の輔です。
 「満貫全席」と検索された方、「満漢全席」で検索し直してくださいね。

<<注意>>(11年5月以前)繁体字の表記について。
表示できなかった繁体字については、パズル的に再現してます。
 例:nei:ニンベンに尓→イ尓 員→[口/貝] 韻→[音員]
 
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2006年11月19日

スプリント&マイルトライアル

 午前中のうちにやっつけたい用件をやっつけていたら、いつの間にか午後になってしまい、競馬場に到着したのは3R頃。プレスパスを受け取り、プレスルームに赴いて挨拶。平場のレースを観戦しているとJRAの駐在の方に遭遇。他のスタッフの皆さんはJC対応ということで日本に向かったとのこと。香港からの出走馬がなくても戻るんですね。

 この日のメインは香港國際賽事のトライアル2戦、國泰航空香港短途錦標預賽(CX HK Sprint Trial)と國泰航空香港一哩錦標預(CX HK Mile Trial)。

 先に行われたのは第6Rの香港短途錦標預賽。人気は割れて、3月以来の出走になる燦惑(Scintillation)と精英大師(Silent Witness)がほぼ4倍台、これに紙醉金迷(Down Town)、新力升(Sunny Sing)、電光火力(Natural Blitz)までが10倍以下。
 スタートすると歩歩勇(Able Prince)が内ラチ沿いに、紙醉金迷と喜蓮戦略(Helene Pillaging)は外ラチ沿いに向かい、その他は真っ直ぐに進路を取る。先手を取ったのは直線1000mコース得意の電光火力、内からぴったりと歩歩勇、先行集団の中に精英大師ら告東尼(A Cruz)厩舎勢で、新力升は後方から。一見、楽に逃げられた電光火力でしたが、それを上回る手応えだったのが、この競走を2年連続2着の歩歩勇。

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  残り100mで電光火力を捕らえると、外ラチ沿いを強襲した紙醉金迷を振り切って1年ぶりの勝利。3着に逃げ粘った電光火力で、精英大師と紅旗飛揚(Planet Ruler)。新力升は斤量が応えたか、伸びきれず6着。

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  [ン先]文諾(M Nunes)はこれが香港の重賞初勝利。このまま本番もコンビ続行の予定。
 レース後、管理する約翰摩亞(大摩/J Moore)師は、前走後2週間を休養に当てたのが正解だった、とコメント。

 ただ、今回のレースは直線1000mで、本番が1200mということを考えると、ちょっとそのまま鵜呑みにはできないような印象です。紙醉金迷も同じ脚が使えるとも判断しにくいですし。斤量が減る新力升には良さそうな気もするんですけど…。


 続いて、第8Rに行われたのは香港一哩錦標預。
 こちらの人気は、実績馬が復調していないことが広く伝わっていたこともあり、好利威(Armada)が1番人気、俊歡騰(Floral Pegasus)が2番人気、で以下は10倍以上。実際に馬体重だけで見ても、前走が太め残りだった牛精福星(Bullish Luck)や勝利飛駒(Joyful Winner)がまだまだ絞れていない。

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 レースは内から俊歡騰、外から星運爵士(The Duke)がお互いの出を伺うような形になり、前半800mが48.1秒という先週に引き続いての超ドスローペース。小武士(Sir Ernesto)、好利威、金碧明珠(Russian Pearl)が続く流れ。4コーナーで爪皇凌雨(Vengeance Of Rain)も先団に取り付いて直線へ。前半がドスローだった分、やはり前に行った馬同士の終いの爆発力勝負になったが、中でも好利威が脅威の伸びを見せて1着。2着に星運爵士、差のない3着に俊歡騰。
 
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 好利威は重賞初勝利でこれで通算8戦7勝。レース直後のインタビューで管理する蔡約翰(J Size)調教師は、國泰航空香港短途錦(CX HK Sprint)と両方に登録していたが本番でも國泰航空香港一哩錦標(CX HK Mile)に出走すると明言。あとは厳しい流れでどこまで、という印象。

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 成長を見せているのが俊歡騰。昨シーズン後半は2班でも無駄な取りこぼしが多く、期待が過剰かに思えていましたが、今シーズンに入って伸びシロがまだまだある印象。デビューが昨年の香港國際賽事当日だった馬が1年で一気に高みまで上がってきました。年明け以降のクラシック路線を含めて、実に今後が楽しみです。

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 もう1頭収穫があったと言えば爪皇凌雨でしょう。前半のスローペースが祟って5着に敗れはしましたが、それでも最後のひと伸びは復調をかなり伺わせるものでした。昨年の休み明け2戦から比較しても格段に上のような印象を受けます。


 この日の他のトピック。
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 第7Rに行われた芝1200mの2班戦、大澳讓賽(Tai Ho HDCP)を楽勝した幸運寶貝(Lucky Baby)は、これで5戦5勝。もう1つクラスが上がってどうかですが、この馬も今後の期待の1頭。

 第5Rで王志偉(Terry C W Wong)騎手が危険騎乗により3開催日の騎乗停止。
 それよりもエグかったのが第4R。直線で巫斯義(G Mosse)騎乗の[ロ力]百利(Natural Nine)が、韋達(D Whyte)騎乗の信頼(Sohna)を思いっきりドツクような走行。着順を変更するには至らなかったが、審議については持ち越し。
 そのリーディング上位2名は上記も含めて揃って2勝。また、韋達(D Whyte)のWSJS辞退の理由は、夫人が南アフリカに帰国してしまった(別居?)ので、香港に残った子供と過ごさねばならないため、ということらしいです。

 方嘉柏(C Fones)厩舎はこの日脅威の4勝(但し4Rも含む)。現在リーディング2位の霍利時(D E Ferraris)厩舎と10勝差のトップ。そんな、方嘉柏師から日本のファンにメッセージ。そういえば、祝福(Bowman's Crossing)や星運爵士で日本に挑戦を続けてますしね。

  

 韓国の国際騎手招待競走に出場している鄭雨[シ眞](Howard Y T Cheng)は、この日の2鞍をともに5着。総合ポイントは6ポイントに終わった。ちなみに日本の菊沢隆徳は総合10ポイントの4位。


 ヨーロッパからのツアー客が来場していたのですが、彼らがウィナーズサークルを見学に来た時に日本語をちょいと使えるアテンドスタッフのデレック君に遭遇。なんとこの日から新たに日本人スタッフが入ったということで紹介してもらった。
 久保山君は日本人でありながら香港生まれ香港育ちという青年。プレス向けのアテンドスタッフにもなることを切に願うですよ。

 この日のレース後、ビッグサプライズなリリースがありましたが、そちらは明日分に。

posted by つちやまさみつ at 20:36| 香港 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港・マカオ競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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