主に香港競馬の話題、たまに競馬じゃない香港の話題などなど。
タイトルについて:
 広東料理と満漢全席はあまり関連がないのは重々承知の輔です。
 「満貫全席」と検索された方、「満漢全席」で検索し直してくださいね。

<<注意>>(11年5月以前)繁体字の表記について。
表示できなかった繁体字については、パズル的に再現してます。
 例:nei:ニンベンに尓→イ尓 員→[口/貝] 韻→[音員]
 
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2006年06月02日

安田記念出走馬について

 今週はビックリするくらいアクセスがあったので、そろそろ今回の安田記念に出走する香港からの遠征馬について書いてみます。とは言っても、JRAの安田記念のページにかなり詳しく載っているので、そこにない現場レベルな話をちょこちょこと、ということで。

 …と、その前に、安田記念の香港での発売要綱。
 出走馬は18頭なので香港のフルゲート14頭をオーバー。なので、オーバーした4頭は別の馬とセットで1頭となります。枠順は下記のとおり。沙田昼賽の第5Rとして行われまして、発売は単勝・複勝・馬連のみ。第4Rからのダブルは発売されません。

1:大和主將(ダイワメジャー)
2:隨心起舞(ダンスインザムード)
3:千里通(テレグノシス)
4:牛精福星(Bullish Luck/ブリッシュラック)
5:名將球手(メイショウボーラー)
6:三連冠(ハットトリック)
7:大微兆(シンボリグラン)
8:富士寧靜(フジサイレンス)
  淺草田園(アサクサデンエン)
9:天鵝騎士(ローエングリン)
  我情可待(オレハマッテルゼ)
10:星運爵士(The Duke/ザデューク)
11:結伴行(カンパニー)
12:各有千秋(バランスオブゲーム)
13:榮進特快(エイシンドーバー)
  勝利飛駒(Joyful Winner/ジョイフルウィナー)
14:勵進駒(インセンティブガイ)
  美妙旅程(グレイトジャーニー)

 こうして中文にして並べて見ると、香港馬が3頭いるとはいえ、18頭のうち8頭が香港で出走経験があるというのに最近の香港と日本の近さを感じますね。

 さて、遠征各馬について。
 牛精福星(ブリッシュラック)は昨年同様に冠軍一哩賽(Champions Mile)を制しての参戦。しかもレース内容は去年より楽勝感たっぷり。レースの展開がある程度向いたとは言え、同タイムで余裕があったというのは、明けて7歳馬となったが、単純に去年より状態は上に見える。
 が、ムラっ気が多いのは前シーズンと変わらず。前走は鮮やかだったとはいえ、1年ぶりの勝利だったのは紛れも無い事実。
 典型的な叩き良化型、脚を測りにいったら天仲之寶(Dave's Best)に一気に差し切られた香港一哩錦標預賽(HK Mile Trial)、コース取りのミスの香港一哩錦標(HK Mile)、ペース判断ミスの董事盃(Stuwards Cup)など、負けたレースにはそれなりに理由があるので、そこさえケアできれば、やはり香港勢の中では一番勝利に近いだろう。他の2頭が乗り替わりなのに対し、日本で騎乗経験があり、当日も2鞍乗るという柏寶(B Prebble)が鞍上というのも心強い。

 星運爵士(ザデューク)は南半球産7歳馬なので、感覚としては6歳の後半。格下感が見えるのも仕方が無い。重賞勝ちは04/05シーズンの香港一哩錦標預賽(香港Gr2)のみ、2着も昨年の香港一哩錦標だけ。
 ただし、メンバーを見ると他の2頭が展開に注文がつくタイプだけに、展開的に向きそうなのもこの馬である。
 香港一哩錦標を見ても判るように、早めに前に行って意外に我慢できる脚がある。むしろ、中団より後ろめからだと差して届かないことが多いだけに、澱み無く流れそうなこのレース、ダンスインザムードあたりに張り付いていくような感じであれば面白いのではないだろうか。

 勢いはやっぱり勝利飛駒(ジョイフルウィナー)であろう。去年と今年の女皇銀禧紀念杯(The Queen's Silver Jubilee Cup)を物差しにしても、去年の精英大師(Silent Witness/サイレントウィットネス)と比較して遜色はない。年齢も南半球6歳なので、実質は5歳の後半。ピークに近い年齢とも言えるだろう。
 ただ、精英大師とは残念ながら固体のポテンシャルが大きく異なるような気もしてしまう。精英大師が、本来であれば不向きの距離に加えて不向きの流れであそこまでのパフォーマンスを見せたのは、紛れも無く競走馬そのもののポテンシャルの違いのように見えるわけで(事実ちょっと強いスプリンターになってしまった今季の精英大師は前走で全く粘れなかったわけだし)、それを考えると、ガリガリの短距離血統の上にレースぶりも平坦1400でこそ、っぽいこの馬に1600m+αを要求される府中のマイルというのは、ちょっと荷が重いように思えるのが正直なところ。
 前走も脚を余した、と日本では報道されているけれども、原因は明確で同厩舎の詩情畫意(Art Trader)と位置取りの呼吸が合わず、詩情畫意に前をカットされることになったため。逆にそこで脚が溜められたとも見えなくもなかった。
 また、実力のある白徳民(D Beedman)とはいえ、ここに来て乗り替わりというのもマイナスであろう。そもそも、不器用な馬で、戴勝(S Dye)は何度もてこずり、可能な限り蘇銘倫(C Soumillon)が手綱を取らせていた馬。蘇銘倫は絶妙なペース判断で、鮮やかに差し切っていたが、今回テン乗りでそれができるかどうか。
 力は認めるけど、1400mだったらなぁ、という感じです。

 ところで、蘋果日報(Apple Daily)に須田鷹雄さんを取材した、という記事が出てました。すげえ。今回蘋果は精英大師が来たらマンキー(でかい人、須田さんと仲がいい)、それ以外なら女の人(名前失念)が来るということだったのだけれども、マンキーから指令でも出ていたということでしょうか。
posted by つちやまさみつ at 00:00| 香港 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港・マカオ競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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