主に香港競馬の話題、たまに競馬じゃない香港の話題などなど。
タイトルについて:
 広東料理と満漢全席はあまり関連がないのは重々承知の輔です。
 「満貫全席」と検索された方、「満漢全席」で検索し直してくださいね。

<<注意>>(11年5月以前)繁体字の表記について。
表示できなかった繁体字については、パズル的に再現してます。
 例:nei:ニンベンに尓→イ尓 員→[口/貝] 韻→[音員]
 
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2006年05月05日

奇祭!饅頭登り祭!

 朝から沙田の調教を見に。馬場に向かうバスは自分とカメラマンの山本さん、そしてVanderlin(威特靈)のAndrew Balding調教師の娘さん(と、聞いているのですが、ご夫人という話もアリ)の3名。前日の枠順抽選の話や、朝ビュッフェがいつもと似たラインナップだったなんて話をしているうちに沙田馬場に到着。
 しかし、バスが着く場所がいつもの来賓入り口ではなくクラブハウス側。ビミョーにイヤーな気がしていたら、なんとこの日は恒例のビュッフェがナシ!ごめんなさい!もう二度とメニューが同じだとかタマゴが悪かったとか文句言いません!と神様に謝ってみたものの祈りは届かず。空腹のまま調教を見ることに。

冠軍一哩賽(Champions Mile)に出走しない水星(Figures)や好望角(Cape of Good Hope)らが全天候馬場入り。そして地元馬の最後に登場したのが精英大師(Silent Witness)。

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軽めのキャンターで全天候馬場を2周。馬場入りが最後なのはいつもなのだけれども、どうももっさりと見える印象。

その後に遠征各馬の調教。

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 Seihali(勝喜利)は馬偉昌(W Marwing)を背に芝コースで軽めに追って調整。動きに納得したのか笑顔の馬偉昌。

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 全天候馬場で追い切ったNiconero(利可來)。調教師は昨シーズンまで香港で活躍のD Hayes師。調教を取材する地元プレス陣もみんな知った顔だけに、軽快なジョークともに対応。

 遠征馬の調教が終わると、地元プレスたちはさっさと撤収。我々も帰りのバスを待とうかと思ったのだが、タイムテーブルを見ると少なく見積もっても1時間半は待たされる計算。空腹と喉の渇きが限界に来てる上に、小雨もパラついてきたので、タクシーで撤収。朝ごはんナシでもいいので、せめて休めるところと飲み物だけでも、と神様に改めてお願い。


 ホテルに戻り近所で飲茶をした後、前夜とは別の仲間を誘って夜に長洲(Cheung Chau)島の奇祭・饅頭節を見にに行くことに。
 この饅頭節、昼と夜にそれぞれメインがあって、昼のメインは仮装パレード。子供たちが歴史上の人物やテレビの有名人などに扮して、3mほどはあろうかという高さの台に載せられて島を練り歩くというもの。
 そして夜のメインが搶包山。日本語であえて言うなら「高所饅頭争奪戦全国大会決勝戦」。高さ50フィートの饅頭タワーに登り、制限時間中にどれだけ饅頭を毟り取れるか、というシンプルな競技。上の方の饅頭ほど点数が高いのは言うまでもない(と、言いつつ、そんなルールを知ったのも現地でのお話)。 そしてこれが饅頭タワーだ!

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 この会場は足球場。つまりサッカー(フットサル)コート。こんな狭いところにン千人と集まるらしいのだ。

 0時以降、香港島に戻る船便を調べたところ、臨時便を含めて1時台に2本、2時台に1本、5時台に1本。1便当たりの定員は400名くらい・・・。うっかりすると朝になっても帰れませんぜ! Japanese Timeナビゲターのりえさんに「他の島を回る迂回路もあるよー」と聞くが、深夜にはそんな便は当然ナシ。
 出した結論は、どうせ遠目からしか見えないのだから、フェリー乗り場近い位置から観戦。饅頭タワーから選手が降りてきたら速攻で撤収、フェリー乗り場にダッシュ!という作戦。この判断が、後に我々を地獄から救うことになる。

 20時に中環を出発し、高速艇で長洲島へ着いたのが20時半過ぎ。島はこれでもか!という人の数。花火大会のある海の町を想像してもらえるとイメージしやすいのではないだろうか。海の家のような海鮮料理屋(のフリをしてるだけの店もアリ)が軒を連ねているのが圧巻。
 せっかくなので、と思って島内を散策していると、取材に来ていた前述のりえさんに遭遇。今回の香港はサプライズな遭遇が多い。思えば、この奇祭を知ったのも彼女のblogのおかげ。大感謝。

 さて、話は大きく飛んで、いよいよ午前0時。MCが盛り上げて、カウントダウンが始まります。
 「さっ(10)!」「がぅ(9)!」「ばーっ(8)!」
 世界にも類を見ないバカ祭りのクライマックスがいよいよ近くにつれ、自分の胸の鼓動も高鳴ってきてるのが判ります。
 「んーっ(5)!」んーっ!」「せいー(4)!」せいー!」
 おいおい、ずれてるよ!誰だよリズム感無いのは!関西のGIファンファーレに手拍子してる人たちみたいですよ!
 「いー(2)!」「やーっ(1)!」
  「うぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉおぉぉぉぉぉおおぉ!!!」
 地響きのような歓声とともに、ファインダー越しに見えてきた光景がこれだ!

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 これがなんとわずか数秒のうちの出来事。あっちゅうまに頂上まで登ると、モリモリと饅頭を腰の巾着に放り込んでいく。
 残念ながらポジション的にいい写真が撮れなかったのだが、頂上では蹴るわ押すわ饅頭もぐわの熱戦。約5分ほどの激闘で、選手の腰の巾着袋は信じられないほどに肥大しとりました。
 優勝したのは2年連続となる地元の消防士さん。しかし!そんな結果を目に収めることなく我々はフェリー乗り場に猛ダッシュ。ふと後ろを振り向くと、すんごい人の行列が続々と追ってくる。
 しかし、先手必勝が功を奏した上に、ちょっとした頭脳戦と臨時便の更に臨時便が来たおかげで早々に島を離れることに成功。離れ行く岸壁には、風もない暑さの中、500m離れた饅頭タワー会場まで伸びてたおびただしい長さの行列がありました…。
 それでも中環に着いたのは午前1時半近く。ヘロヘロに消耗しながら友人たちと別れ、ホテルに帰ったのでした。いやぁ、でも楽しかった。
posted by つちやまさみつ at 00:00| 香港 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港もろもろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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