主に香港競馬の話題、たまに競馬じゃない香港の話題などなど。
タイトルについて:
 広東料理と満漢全席はあまり関連がないのは重々承知の輔です。
 「満貫全席」と検索された方、「満漢全席」で検索し直してくださいね。

<<注意>>(11年5月以前)繁体字の表記について。
表示できなかった繁体字については、パズル的に再現してます。
 例:nei:ニンベンに尓→イ尓 員→[口/貝] 韻→[音員]
 
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2013年07月27日

モレイラすげえ

 澳門氹仔黄昏賽。

 メインは第6レースのマカオ三冠の最終戦である澳門金盃(Macau Gold Cup/マカオゴールドカップ)。断然人気は前年の二冠馬の安心居(Elderly Paradise/エルダリーパラダイス)で、今年の澳門打吡大賽(Macau Derby/マカオダービー)の勝ち馬の福嘉旺(Lucky And Wealthy/ラッキーアンドウェルシー)が2番人気。
 來來來(Master Of Puppets/マスターオブパペッツ)保持開心(Smiling Happy/スマイリングハッピー)新品威(Wonder Mossman/ワンダーモスマン)が先行し、巻き込まれるような形で安心居も前へ。福嘉旺は内からそれを見る位置で追走。向こう正面で保持開心が後退を始めると、安心居も手応えが怪しくなり、4コーナー付近まで懸命に抵抗するが、直線であっさり終了。代わって内で息を潜めていた福嘉旺が4コーナーでうまく外に持ち出すと、直線ではぐいぐいと伸びて二冠達成。三冠初戦の澳門堅尼大賽(Macau Guinees/マカオギニー)が2着だったのが悔やまれる。保持開心は直線半ばで競走中止。9着と惨敗の安心居は1周目の1コーナーで福嘉旺の前をカットしたとして、鞍上の卡爾コ(A Calder/アンドリュー・コルダー)は2開催日の騎乗停止と踏んだり蹴ったり。
 一方、勝った福嘉旺の鞍上は、単日騎乗のシンガポールリーディングの莫雷拉(J Moreira/ホアオ・モレイラ)。この日は第2レースで騎乗して3着、第5レースに騎乗して2着ときて、メインをきっちり勝利。で、続く第7レースも勝って、初めてのマカオでこの日[2-1-1-0]という成績。いやあ、すげえ。日本も騎手招待競走には、こういうジョッキーをもっと呼んだほうがよいと思う。

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2013年07月26日

韓国人調教師がマカオで開業

 澳門氹仔夜賽

 第4レースに南半球2歳北半球3歳のサンド王決定戦の里斯本沙地挑戰盃(Lisboa Sand Challenge/リスボアサンドチャレンジ S1350m)。断然人気は吉利之星(The Star Of Geely/ザスターオブギーリー)
 その吉利之星が楽々と先行。直後から太陽滿載(Sunshine Full Life/サンシャインフルライフ)太陽領域(Sunshine Region/サンシャインリージョン)太陽耀目(Sunshine Charming/サンシャインチャーミング)の太陽軍団が追いかける展開。ややワイド気味の位置で軽快に飛ばす吉利之星は、直線を向いても楽な手応え。どっこい、4コーナーで内からスルスルと接近してきた同厩の安心勁(Trust My Best/トラストマイベスト)が、ぐいぐいと差を詰め吉利之星と叩き合いに持ち込み、ゴールでは頭差先着。吉利之星はまたもリステッドで敗戦。


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2013年07月11日

売り上げレコード

 2012/13シーズンの香港競馬の売り上げが発表。
 ジュライカップのサイマルキャスト発売を残しながら、前年比+9%の938.4億HKDは、これまで最高額だった返還直前の96/97シーズンを上回る香港競馬史上レコード。当時とは、開催日数も、海外サイマルキャストも増えているとはいえ、これは努力の賜物。なにより、ほんの数年前にはシーズン600億HKDという売り上げから、10年と経たずにここまで回復させたということが素晴らしいと思う。

 参考までに過去10シーズンの売り上げの変遷と平均入場者数。

03/04 650億2500万  26,000人
04/05 626億6100万  24,800人
05/06 600億5000万  24,200人
06/07 640億0000万  24,700人
07/08 676億8500万  24,700人
08/09 668億2000万  24,700人
09/10 754億9700万  23,600人
10/11 804億1300万  23,100人
11/12 861億1700万  24,000人
12/13 938億4500万  24,600人


 追ってレポートされる本場、場外、在宅投票の売り上げも見ねばならないが、競馬場の入場者数と売り上げが比例していない点は興味深い。そして、日本と大きく異なるのは、やはり単勝・複勝文化が強いという点ところがし(All Up)の文化だろう。単複のような当てやすい馬券で、さらにころがれば、その分の売り上げは増える。日本もWIN5や三連単を前に出すのではなく、あらゆるメディアを挙げて単複を前に出したほうがいいのでは。

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2013年07月10日

逆転、そして大逆転

 2012/13シーズン最終日となる跑馬地夜賽。

 第7Rに1班1200m戦。
 雅雪(Aasiq/アーシク)が逃げて、讚賞(Good Words/グッドワーズ)がこれを突付いて追いかける展開。直線に向くと、後方を追走していた卡達聖(Destined For Glory/ディスティンドフォーグローリー)牛精好友(Bullish Friend/ブリッシュフレンド)が、シバキ合いながら外から伸び、ゴールでわずかに卡達聖に軍配。11/12シーズンの馬會一哩錦標(Jocky Club Mile/ジョッキークラブマイル Gr2)以来の勝利。

 しかし、この日の見どころはここでなく、最終日までもつれ込んだ調教師リーディング争い。7月7日の沙田開催日終了時点での成績は以下のとおり。

 葉楚航(C H Yip/デニス・イップ)師 68勝。
 告東尼(A Cruz/アンソニー・クルーズ)師 66勝。
 蔡約翰(J Size/ジョン・サイズ)師 64勝。

 そして、それぞれ7頭をスタンバイして、最終開催日を迎えた。

 一気に動いたのは開催中盤。
 第4Rの4班1650m戦で、1番人気に応えて告東尼厩舎の牛精仔(Bullish Boy/ブリッシュボーイ)が1着となり1勝差。さらに、返す刀で第5Rの4班1000m戦も、告東尼厩舎の權駿精英(Super Goal Elite/スーパーゴールエリート)が勝って68勝目となり、2着数の差で葉楚航師を逆転。その後、第6R〜8Rでは上位に変動がなく、告東尼師が04/05シーズン以来のリーディングに王手をかける形で、シーズン最終戦となる第9Rの3班1650mを迎えた。

 
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2013年07月08日

イワミノキズナ大井初勝利

 今週末はJuly Cup(七月盃)の発売がありますよ、と香港賽馬會からアナウンス。


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 福山の廃止に伴い、大井に移籍したイワミノキズナが、この日の大井メインのベガ賞で、後方一気の差し切り勝ち。いやあ、しびれた。カイロスの転入初戦もしびれたけど、これも感無量。福山から転入したときはかなり状態も良くなかったのですが、鈴木啓之調教師によればかなりのケアをされたそう。ここにきて立て直しの効果が出てきているので、大目標の黒潮盃がひじょうに楽しみ。

 わしは行けなかったけど、日中はセレクトセール。
 わし的な目玉は、カタール王族でDunaden(多利得/ドゥナデン)などのオーナーであるシェイク・ファハド殿下(Sheikh Fahad bin Abdullah Al thani)の来場。もっと早く情報を掴んでいたら、この件を目的に取材に行ってた。現役馬購入が中心で、セールでの購入はリスクと見ているはずなので、日本での購入は値段と名誉が釣り合わないし、育成コストも諸外国と比べて高いと見て、今回は顔出しに終わるのかと思いきや、初日で2頭お買い上げ。伝え聞くに、日本で馬主資格を取って走らせるとのこと。これを気に、ポジティブな意味での現役馬の流通がもっと増えるといいのに、と思う。
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2013年07月07日

シーズンアワードと沙田最終開催

 香港競馬の2012/13シーズンアワードが、今日の沙田開催の後に発表。


 香港馬王(年度代表馬):
  軍事出撃(Military Atack/ミリタリーアタック)

 最佳短途馬(最優秀スプリンター):
  天久(Lucky Nine/ラッキーナイン)
 最佳一哩馬(最優秀マイラー):
  雄心威龍(Ambitious Dragon/アンビシャスドラゴン)
 最佳中距離馬(最優秀中距離馬):
  軍事出撃(Military Atack/ミリタリーアタック)
 最佳長途馬(最優秀ステイヤー):
  加州萬里(California Memory/カリフォルニアメモリー)
 最佳新馬(最優秀新馬):
  隨心隨意(All You Wish/オールユーウィッシュ)

 冠軍騎師(最多勝利騎手):
  韋達(D Whyte/ダグラス・ホワイト)
 冠軍見習騎師(最多勝利見習い騎手):
  呂卓賢(C Y Lui/ディッキー・ロイ)
 冠軍練馬師(最多勝利調教師):
  (未定)

 最受歡迎馬匹(ファン投票最多得票馬):
  軍事出撃(Military Atack/ミリタリーアタック)
 最受歡迎騎師(ファン投票最多得票騎手):
  韋達(D Whyte/ダグラス・ホワイト)
 最受香港馬迷欣賞海外馬匹(ファン投票最多得票海外調教馬):
  Black Caviar(魚子精華/ブラックキャビア)


 調教師部門は、開催を1日残しながら、葉楚航(C H Yip/デニス・イップ)師68勝、告東尼(A Cruz/アンソインー・クルーズ)師66勝、蔡約翰(J Size/ジョン・サイズ)師64勝とまだまだ混戦。

 冠軍見習騎師の表彰では今シーズンも簡慧榆紀念盃(Willy Kan Memorial Cup)が授与。簡慧榆(W Y Kan/ウィリー・カン)についてはこちら。最近ではWikiも充実してるようで。

 惜しかったのが、最受香港馬迷欣賞海外馬匹で2位のロードカナロア(龍王/Lord Kanaloa)。ブラックキャビアが去年のロイヤルアスコットで引退してれば、日本調教馬で初めての栄誉だったのかも。


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posted by つちやまさみつ at 23:59| 香港 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港・マカオ競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする